【プロが解説】給湯器からお湯が出ない!考えられる7つの原因と今すぐできる対処法
慌てずに、まずはこの記事で紹介するチェックリストをご確認ください。
簡単な操作で復旧する場合もあります。
「今すぐ専門家に来てほしい!」という場合は、お気軽にお問い合わせください。
状況をお伺いし、湘南エリアなら最短30分で駆けつけます。
お湯が出ない!
まず確認すべき7つのチェックリスト

業者へ依頼する前に、まずはこちらをご確認ください!
1. 給湯器のリモコンを確認する
リモコンの電源は入っていますか?運転スイッチがオフになっていませんか?
画面にエラーコードが表示されていないかも、あわせてご確認ください。
2. 他の蛇口を確認する
キッチンだけ、お風呂だけなど、特定の場所からしかお湯が出ない場合は、給湯器ではなく蛇口側の不具合も考えられます。
3. ガスの元栓を確認する
給湯器本体の下部やガスメーターの近くにあるガスの元栓が、何かの拍子に閉じてしまっていませんか?元栓が配管と平行になっていれば「開」です。
4. 断水していないか確認する
そもそも水道の元栓が閉まっていたり、地域で断水が発生している場合はお湯も出ません。まずは水道の蛇口から水が出るかを確認しましょう。
5. 給湯器本体のコンセントを確認する
給湯器は電気で作動しています。給湯器本体の電源プラグがコンセントから抜けていないか、またはご家庭のブレーカーが落ちていないかを確認してください。
6. (冬場の場合)給湯管の凍結を疑う
外気温が氷点下になる寒い日や夜間には、給湯器に繋がる水道管が凍結してお湯が出なくなることがあります。気温が上がる日中まで待つと、自然に解凍される場合があります。
7. リモコンのエラーコードを確認する
「111」や「140」など、3桁の数字が点滅していませんか?それは給湯器からのSOSサインです。表示されているコードをメモしておくと、業者への問い合わせがスムーズになります。
それでも解決しない場合の
主な故障原因

①経年劣化による点火不良
給湯器の寿命は一般的に約10年です。
長年使用していると、内部の部品が摩耗・劣化し、ガスに火をつけるための「点火装置」が正常に作動しなくなることがあります。
リモコンの電源は入るのに、お湯を出そうとしても無反応な場合は、このケースが考えられます。

②配管の劣化・水漏れ
給湯器本体だけでなく、それに繋がる給水管・給湯管の経年劣化も水漏れの大きな原因です。特に、接続部分のパッキンはゴム製のため、時間と共に硬化してひび割れ、そこから水が滲み出てくることがよくあります。漏れた水が給湯器内部にかかると、電子基板やセンサーがショートし、完全に故障してしまいます。さらに、湿気が原因で不完全燃焼を引き起こしたり、集合住宅の場合は階下への漏水事故に繋がるなど、非常に危険な状態です。「配管から少し滲んでいるだけ」と軽く考えず、絶対に放置しないでください。

③給排気の不具合、
安全装置の作動
給湯器の排気口にゴミや落ち葉、鳥の巣などが詰まると、正常に排気ができなくなり、不完全燃焼を防ぐための安全装置が作動してお湯が出なくなります。
また、台風などの強風の後にも、同様の症状が出ることがあります。

④給湯器本体の寿命
使用年数が10年を超えている場合、特定の部品だけでなく、複数の箇所が寿命を迎えている可能性が高いです。仮に一つの部品を修理しても、またすぐに別の場所が故障する「いたちごっこ」になりかねません。この場合は、最新の省エネ機種に交換する方が、結果的に経済的で安心です。
まとめ:自己判断は危険!
迷ったらプロにご相談を
給湯器はガスや電気を扱う精密機器です。
内部の分解や修理は、資格を持った専門家でなければ大変危険です。
少しでも不安を感じたら、
無料点検も実施しておりますので、
株式会社アルファライン(給湯駆けつけ.com)へご相談ください。
